こんにちは!宮古島の松原さん(@miyako_matsu)です。
旅行で宮古島を訪れた際に、折角なので綺麗な場所で写真を撮りたいと思う方も多いと思います。
そんな中、最近インスタ等のSNSで話題になっているスポットが「ハッピー防空壕」です。
この場所では、非日常的な空間でフォトジェニックな写真を撮ることが出来ると話題になっていますが、そもそもハッピー防空壕とは何なのか?場所はどこにあって、どうやって行けばいいのか?
こちらの記事ではそんなハッピー防空壕についてご紹介していきたいと思います。
ハッピー防空壕とは
伊良部島の「ハッピー防空壕」とは、「幸せの防空壕」とも呼ばれていますが、牧山展望台の麓にある「牧山陣地壕」と呼ばれる防空壕のことを指しています。
戦時中に作られた防空壕なのですが、完成はしたものの、砲台を設置している間に終戦となったため実際には使われることがなく、「ハッピー防空壕」と呼ばれる様になった様です。(諸説あります)
ハッピー防空壕で撮れるインスタ映え写真
ハッピー防空壕の中には照明や日差しが入るすき間がないため、基本的に真っ暗です。
しかし、一番奥まで進んで行くと、崖に平良港を一望出来る大穴が空いており、暗闇と宮古ブルーの共演でフォトジェニックなインスタ映え写真を撮ることが出来ます。
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ハッピー防空壕の場所
ハッピー防空壕へ行くには、まず伊良部島の「牧山展望台」を目指しましょう。
伊良部大橋を渡っていると伊良部島の右上の方に鳥の建物が見えてくるのですが、そこが牧山展望台です。この展望台自体も非常に見晴らしの良い絶景スポットですので、おすすめです。
さて牧山展望台の駐車場に到着したら、展望台まで歩いて登る坂道がありますので登っていきます。
坂を登って行くとつきあたりが展望台なのですが、その少し手前で右の道に入ります。
少し進むと看板がありますので、そこが「ハッピー防空壕」こと「牧山陣地壕」の場所になります。
恐らく大半の方の反応は、
「ホントにこれ?」
になると思います。笑 ホントにこれです。勇気を持って突き進みましょう。ちなみに中に照明はなく真っ暗なので、スマホのライトか懐中電灯を持っていきましょう。
中は真っ暗ですので、慎重に進んで行きましょう。雨が降った後ですと入口付近の足元が悪くなるので、出来ればスニーカーで行くと良いでしょう。
100mくらいでしょうか。進んで行くと先に明かりが見えてきます。もう少し頑張りましょう。
到着するとそこには宮古ブルーの絶景が!!元々平良港の防衛を目的として作られた防空壕のため、向かいのパイナガマビーチがよく見えます。ここがインスタ等で良く見かける撮影スポットです。
ちなみに防空壕の先は崖になっているのでその先に進むことは出来ません。覗き込む際にはくれぐれもご注意くださいね。
注意事項
「ハッピー防空壕」こと「牧山陣地壕」は観光地ではなく、あくまで戦争遺跡です。戦時中に日本を守るために、当時の日本人の方々が必死になって作り上げたものです。
戦争が終わり、平和な世の中となった今ではインスタ映えスポットとして有名にはなりましたが、当時を知る宮古島、伊良部島の方々にとっては当時の記憶を後世に残す大事な遺跡でもあります。
そのため訪問する際には、先人達や地元の方々への敬意を忘れず、またゴミを捨てたり、壁を壊したりしない様、注意して行きましょう。
まとめ
今回は宮古島でハッピーなインスタ映え写真が撮れる、「ハッピー防空壕」こと「牧山陣地壕」についてご紹介しました。
宮古島といえば綺麗な海でビーチアクティビティが定番ですが、少し普通と違った旅行がしてみたい!という方はぜひ行ってみては如何でしょうか?